ダルトンホーム・マンションリノベーション
東京都S様
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写真の右手にあるブラインドを下げている収納の中には、洗濯機。洗濯スペースを洗面脱衣所に設ける事はせずキッチンダイニング空間に設ける事で家事のしやすさを実現。脱衣所にまとめる案も考慮したが、元々の間取り上、マンションの配管スペースがお風呂とトイレの近くにあり、これは撤去はもちろんのこと移設することも不可能。一般的には、洗面台・洗濯機・脱衣所は一空間にするが、こちらのマンションでその一般的なつくりにすると、全ての空間が窮屈になってしまう・・・。1箇所に全てを納めることも大切だが、使用用途を配慮せず纏めることに重きを置いても、生活がしづらくなるだけと。何のための空間なのか。 どうしたら生活し易いか!?こうした事を真剣に考えて、このように洗濯機の位置を居室空間に持ってきた。ただ洗濯機が丸見えでは、生活染みた雰囲気になってしまうため、下がり壁をRで施してブランインドで隠すよう配慮した。
限られた空間ですが、ダルトンの家具でコーディネート。大きめのソファーに、ガルバのTVボードとテーブルを配置。ボード裏の壁面は、タイル!では無くタイル調に造作した、モルタル造形で設え。何故、タイルを採用しなかったか!?それはモルタルで造形する事で、タイル目地のカラーやタイル自体の色調を現場で調整できること、そしてタイルの割り付けをタイルサイズに左右されずに施しが出来る点にある。これらの利点は、インテリアコーディネートをするに当たり、とても便利であり且つイメージの具現化には最適な施し。マンションは梁や柱が沢山ある。その存在により、空間に圧迫感が生じないようにカラーコーディネートを工夫している。