柿澤 哲次 自己紹介へ

住まいのメンテナンスについて

公開日:2025/03/01(土) 更新日:2025/03/03(月) 社長ブログ

楽しい住まいを創造するエスエイチスペースの柿澤です。

当社の創業して18年目となります。

ハウスオーナー様の建物も10年経過し

メンテナンス時期となるお客様が増えております。 

基本的には、10年経過したら

建物の外装部分(屋根や外壁、バルコニー防水)のメンテナンスは必要となります。

当社建築で、19年経過している建物は存在し得ないのですが、

SH-Spaceの存在をご紹介者様のご縁で、知っていただき建物メンテナンスの

お世話をさせていただくケースが増えております。

たかが、築19年くらい、、、 されど

メンテナンスを実施していないとどうなるか。

 

具体的にご説明すると、外壁がサイディングで仕上げられている場合

サイディングとサイディングの間のシーリングが劣化して、外壁と外壁の隙間が開いてしまった状態となり

雨水が浸入してしまいます。 

この状況が続きますと、外壁内の建物の木部分が腐朽してしまいます。

見た目(外壁部)は、大半がサイディング仕上げですので判らないのですが、

外から見えない部分である建物構造や

外壁の下地材部分の腐朽・劣化が発生してしまいます。

特に、敷地いっぱいに建物が建てられているケースですと

建物所有者さんは、なかなか建物外周部を定期的に

見てチェックする事なんて、なかなか無いと

思いますので、建物の劣化状況について気付かれる方は少ないと思います。

大抵の方は、訪問販売の営業に来た方から建物や屋根の劣化を指摘されて

「そろそろメンテナンスしないと、、、」と認識し始めるようです。

当社で建築していただいた建物は、定期的な点検を実施しております。

知識と見識豊富な、建築士が建物の点検を定期的に

実施させていただきますので、必ず10年点検時に

外装メンテナンスについての必要性をご案内させていただいております。

しかし、一般的な建物、特に建売住宅や中古住宅を購入された方ですと

定期的な点検を受けられている方は少ないと思います。

ですから、下地が原因で

外壁部に何かしらの問題が発生して気づくとなると

修繕費用がかさむケースが多くなります。

この写真は、築18くらいの住まいで発生した実際のケースです。

下地の木部が腐ってしまっております。

こうなると、外壁の塗装メンテナンスだけというわけには

いきません。 外壁を取り除き、木部がどのような状況に

なっているか、外壁部を開口し、内部の腐朽・劣化状況に応じて修繕を行う

必要があります。  これが、正しいメンテナンスとなります。

しかし、こちらのお宅様ですと当社と出会う前に

とある建築業者からは、「外壁が劣化しているので、既存の

外壁の上に新しい外壁を貼った方が良いです」との提案を

されているのです。 

または、塗装を早くした方がいいです! なんて、

見た目は良くなりますが、

なんの問題解決になっておりません、 

当然、ご予算があるので全て対処するという訳には

行かないかもしれもせん。 

が、建物がどのような状況なのか

出来る限り把握し、ご予算内でできる最善の策(修繕)

をプロと相談して実施する事が大切です。

たとえ全部の修繕が予算上出来ないとしても、

将来の修繕の計画性も含めて、今何の修繕を優先すべきか!を

打ち合わせできれば、「ただ、塗装をする。 または業者の言われるままに

施しをする」ことで終わらず、しっかりハウスオーナー様も理解した上での

メンテナンスができると思います。  

長くなりましたが、大切なことは、10年経過したら

しっかりメンテナンスをする事です。 

経験上20年前後メンテナンスを実施して

いないと、高額なハウスメーカーさんで建築した建物であっても、

注文住宅や建売住宅であっても、雨水が浸入する原因は発生していると

考えた方が良いです。

外部から見えないところの修繕工事が必要となる前に

しっかり外装部(屋根と外壁)のメンテナンス工事を行う事を

おすすめ致します。

もし、このブログをお読みの方で

建物に関して、ご不安な点などありましたら

お気軽にご相談いただければと思います。

 

長文お読みいただきまして

ありがとうごいました。

感謝

柿澤 哲次

 

 

 

 


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