楽しい住まいを創造するエスエイチスペースの柿澤です。
今回は、エアコンの設置についてお話させていただきます。
現在は、高機能なエアコンが各社から沢山販売されています。
どれが良いのかは、比較し難いと思います。
昨年に国より公布された「エアコンの基準エネルギー消費効率」
により、省エネ性の高い機種がどんどん販売されています。
【モノの大切に！】と我々は育ってきましたが、
エアコンについては、10年前の機種は使用するより
新しい「省エネルギー性能の高い機種」を
購入する方が、結果としてお得になると考えます。
新築の引越しに際、８年前くらいに購入したエアコンを
取り外して洗浄し、運んで再び専門業者に設置してもらう、、、
これは検討が必要かもしれませんね！
手持ちの機種の電気消費量と新しいエアコンを
購入した際の電気消費量を比較し
移設やメンテナンスに伴う費用との比較をした方が良いと思います。
古いタイプのエアコンを丁寧に使用する事がベストとは
限らないので、注意が必要です。
また、デザイン住宅の仕事に関わっているとよく下記のような
ご依頼を受けます。
「エアコンが目立つのが嫌なので、ルーバーなどを設置して、エアコンを隠したい！」
室内を自分らしく、素敵にコーディネートしても
エアコンの存在が、空間のノイズになってしまったりします。
そこで、「エアコンを隠したい！」となる訳なんですが、
これは、留意点が必要です。
エアコン自体は、メーカーがルーバーやエアコン本体が隠されるありきで
設計されていないので、誤作動や機械故障の原因になり得るからです。
ルーバーがある事で、エアコン本体の温度センサーが正常に感知できず
過大にエアコンを作動させるケースも多々発生しております。
ひどいケースですと、ルーバーが原因で室内に結露を発生させる事もあります。
デザインありき、カッコ良さを追求するあまりに、
弊害が起きてしまうのであります。
なんでも出来るのが、注文住宅の醍醐味ですが
全体最適をしっかり踏まえながら、
エアコン一つでも打ち合わせする事が大切です。
住まいづくりの、一コマのお話でした。
感謝
柿澤 哲次
埼玉で地震に強い注文住宅を建てたい
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