柿澤 哲次 自己紹介へ

断熱材の検査について

公開日:2016/05/09(月) 更新日:2016/07/05(火) 社長ブログ

現在、お引渡し前の建物をお借りして、完成見学会を開催させて頂いております。

 

先日、夏日のような暑い日に見学にお越しになられたお客様より、

 

「エアコンがついていないのに、部屋が暑くなく、涼しいですね!」との感想を頂きました。

 

これは、当社建物の重要な要素の一つである「風を誘う」設計を行っている事と断熱性能の効果の表れであります。

 

日本は、高温多湿でありながらも四季があります。

特に春秋は、心地よい快適な風が吹きます。

その心地良い風を”誘う”間取りにする事が、設計の大切なポイントとなるのです。

 

高気密高断熱住宅という名のもとに、せっかくの心地良い風を取り入れる工夫がされていない電気機械に完全依存した空調システムの中で暮らすのは、真の健康住宅やエコロジーとは言えないと思います。

 

当社は、”風を誘う”事が出来る住まいを提案しております。

 

その為に当社は、プラン作成前に徹底した敷地環境調査を行っております。

この敷地環境調査を緻密に行い創造された住まいが最高の注文住宅となるのです。

 

今回、ご評価頂きましたお宅様の断熱材は、吹付発泡ウレタンであります。

 

建築現場で発泡する吹付発泡ウレタンの特徴として、現場施工である為、気密性能が優れたものとなる反面、現場毎の施工差が生じ易いと指摘する声もあります。

 

確かに現場管理が行き届いてないと、断熱欠損を発生させる危険性があります。

 

当社では、現場毎の施工差が絶対に発生しないよう、徹底した品質管理に努めております。

 

具体的には、施工後の各部の断熱材の厚さを現場担当の建築士が丹念にチェックを行い、写真にて全箇所の検査記録を残しています。

完成後に見えなくなる所だからこそ、丁寧な「施工記録書」が必要であります。

断熱材

断熱材

また、一般的にありがちな、外周部を貫通する金物への施工忘れ(吹き付け断熱を行わない事)についても、しっかり注意を払っています。

断熱材

断熱材

どんなに、素晴らしい設計図ができても、工事の品質管理が悪ければ建物としての価値や性能は下がります。 最悪なケースは、欠陥住宅となってしまう事です。

 

当社は、細かい視点での品質管理を行う事で、建主様が安心納得して頂ける工事を実現するよう、会社全員で努めております。

 

5月22日(日)には、「住まいづくり勉強会」として実際に住まわれているハウスオーナー様宅の訪問見学と構造見学会をセットで行います。

 

住まいづくりのポイントを直接ご体感いただける絶好の機会でありますので、お気軽にご参加ください!

 

世界に一つだけの敷地に、世界に一つだけの建主の住まいを心を込めて、一棟一棟丁寧に施工しております。

そんな家づくり共にをしたいと思う方は是非

お気軽に問い合わせください!!